パブロ・ピカソ《18歳の自画像》〜迫りくる未完成の魂

【作品解説】ピカソ《自画像》(1900/木炭・紙/ピカソ美術館バルセロナ)——18歳、貧困と絶望のパリで描かれた小品。粗い線と黒い影が精神の震えをそのまま刻み、熱い背景の炎と冷たい眼差しが激しくぶつかる。未完成のまま燃えるような真実を抱いた、自我の誕生の記録である。