伝聞昔話「愛罰鬼」(雨月物語・青頭巾の下)

伝聞昔話「愛罰鬼」 一途な阿闍梨がいました。 その阿闍梨は美童を食いました。 愛していたから美童の死体を食いました。 美童のただれた肉をすすり、 むき出しとなった骨を舐め、 生前と同じようにまぐわいをし、 食いつくし、 阿闍梨は鬼になりました。