中野京子が読む「絵画と音楽」 第五章「庶民の楽器」(後編)

楽士の表情に滲む「プロ根性」 ハーディ・ガーディよりさらにやかましいのが、バグパイプだ。最大だとブーンというよりブビーンという機械音が続く。 名称は「bagpipe」でも、正確にはパイプ(音管)は複数本あり(pipes)