「ねえ、アーサー。ぼくは思うんだ。」

「ねえ、アーサー。 聞いてよ。 ぼくはこう思うんだ。 このあいだ、きみが言ってたことだけどさ。 ぼくにできることはいつだって、だれだってできるんだよ。 そのモードでさえあればね。 でもだれだってできるからって きっとぼくの存在価値っていうものは変わらないんだ。 そのモードでさえあればね。 それにだれだってで…