信心

たまたま通りかかった公園端の道。 公園の柵に向かって熱心に手を合わせている小柄なおばあさんがいる。 おばあさんの側にはカートがあって、足腰は弱っているのだろうが、それでも背筋を伸ばして拝んでいる姿勢はなかなか立派である。 立派であるがゆえ、おばあさんとおばあさんが信仰するサムシングを隔てる柵が気になっ…