カラムシ(イラクサ科)

カラムシが各地に茂っている。古くはカラムシから採った繊維が人間の生活に用いられてきた。名前は茎(カラ)を蒸して繊維を取ったことから。「ちょま」など別名が多くある。フクラスズメという蛾の幼虫の食草で、時期になると幼虫がびっしりとつき、葉や茎だけを残して食べ尽くされる。またこの幼虫は刺激を与えるとぶら…