自信を持って生きる (亡くなったKさんの思い出) (4)

(1へ) ... (3から続く) 私とSさんはKさんの携帯に連絡しつづけた。 午後の3時を過ぎても、Kさんからの応答はなかった。 Sさんが言った。 「家で倒れてたりするんじゃないですか」 「これはもう、私たちではまずいですね。研究所の人に話すしかない」 「研究所に話して大丈夫なんでしょうか。事情がわかったら、Kさん、職を…