路上のダイコン - 令和タクドラ日記 第7回 — 閒-あわい-
静岡県から川崎市に引っ越して間もない頃だったと思う。早起きして、散歩をしていた。国道15号線を川崎から、鶴見に向かって歩いていると、バス停がある歩道に衣服の塊が落ちていた。何だろう、衣料ゴミなのか、と思って近づくと、人間が横たわって熟睡していた。