文化の脱走兵

文化の脱走兵(奈倉有里/講談社)ロシア文学研究者、翻訳者のエッセイ。ロシア在住経験もある著者が、2022年から2024年にかけて執筆した文章だから、当然、ロシアのウクライナ侵攻に関する言及がある。「国や政府とは、その行政単位に暮らす人々や、その国にかかわる人の人権を守るためだけに存在する最低限の必…