ベースボール白書
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甲子園の芝生ー歓声の下で揺れる芝、球児を受け止める緑
甲子園球場が開場した1924年、そのグラウンドは一面の土だった。白線が引かれ、黒土が広がるだけの舞台。二年後には、外野にクローバーなどの草が自生し、芝の代役を果たすようになる。 やがて1928年から翌29年にかけて、外野に本格的な芝が張られ、甲子園は初めて「緑」を手に入れた。 その緑は単なる装飾ではない。高校…