2000年以上もの長い間、戦い、殺戮が続き、何万人、何千人も死人が出て、大地に血が染み込み死肉が散らばり、憎しみが覆い、そんな汚れた大地が、なぜ「聖地」なのだろうか?

執着する、依存する、 それは 暮らしの周りのことだけだと思っていないだろうか? どこどこ出身だ、とか、生まれた場所にこだわることも、地方生まれでは当たり前のようだが、生まれた場所を大事に思うのは素敵なことだし、郷愁に浸るのもいい。 人は、たまたまそこに生まれたのじゃない、理由があってその場所に生まれた…