姫の湯あみ

もみじ葉 くれなゐに燃えはじめし頃北より渡りこしジョウビタキ。 ゆるりと湯あむさま いとをかし。 うるはしき羽 広げしは、さらなり。 止まり木にて かひがひしく羽つくろうも、なほ。女御の如き装ゐにてうつくしき朱、わずかに射すも奥ゆかし―― 古い方のバードバスがお気に入りの ジョウビタキ姫。 水浴び中の彼女は ど…