令和元年司法試験民法再現答案

設問1 1.甲建物の所有者について (1)AB間の請負契約(民法632条)において、どちらに所有権が帰属するかが問題となるところ、請負人の報酬債権を担保する必要があること、及び246条の加工の法理により、原則として材料提供者に所有権が帰属する。もっとも、特約があればそれに従い、報酬の大部分が事前に支払われる…