永野厚男《“若者保守化”背景に偏向国家主義教育》

◆北京五輪たけなわだ。 五輪憲章にうたった精神とはウラハラに、国威発揚の場に利用されるばかりとなっている。 主催国の旗の上げ下げに過剰なほどの威厳を持たせる演出は昨年の東京オリパラでも顕著だった。 今回の北京大会でも旗の掲揚はカーキ色の軍人たちが担い、平和の祭典をうたいながら、違和感だけが残った。 閉…