『ラヴィアンローズ』村山由佳著書評。歪んだ愛はモラハラ危険! モラハラ啓発小説としてもおすすめしたい本。

主人公(妻)は自分の魅力に気づいていない。読者にはわかるのに、本人は気づいていない。本来の魅力を閉じ込めている。鏡見てないのか!? いや、鏡も見るし化粧もする。 でも、化粧する時間が少しでも長くなると、「お前はきれいじゃないんだから」と夫は言う。お前はなにもわかってない、お前は世間知らず、だから俺が教…