「虐待された少年はなぜ、事件を起こしたのか」石井光太著書評。

いくつかのテーマごとに章が分けられている。 被害者遺族についての章など、読みながら胸が苦しくなった。 私は、ちょっと誤解していたことがある。 薬物の怖さについて、だ。 いったん依存症になってしまったら、抜けるのは本当に、大変で大変で大変だ、とは、知ってはいた。 けど、まだ知ってなかった…と、思った。 元薬…