今も夢中で読めるのは、戦う力を与えてくれるから。「挑発する少女小説」書評。

語られているのは、9作品。 小公女、若草物語、ハイジ、赤毛のアン、あしながおじさん、秘密の花園、大草原の小さな家シリーズ、ふたりのロッテ、長くつ下のピッピ。どれも好きだ。 特に好きだったのは、若草物語。何度も読んだ。大好きだけど、なぜこんなに惹かれるのか、惹かれたのか、自分では言語化ができなかった。 …