「愛の重さ」アガサ・クリスティー著、書評。不幸だから、どうだっていうんだね?たいていの人間は不幸だよ。

…という名ゼリフ! この本に出会えてよかったな~、と思う。 人の矛盾と限界と「愛の重さ」を教えてくれる。 愛されるとは、重さでもある。 愛されるとは、重いことでもある。 なぜなら、 愛する◯◯のために△△をするのだ、してあげているのだ、 このような思いや言動は、「愛している」のもとに、すべて正当化されてしまい…