『断片的なものの社会学』岸政彦著、書評。普通の人も普通ではない人も、その人だけの体験で満ちている。

いろんな人の人生を聞き取った話が書かれています。最初の一文から引き込まれ、あっという間に読んでしまいました。特に気に入ったところを書いていきますね。 1. もっとも辛いその時に、笑う自由がある(98ページ)ああ、そうですね。どんな時も笑ってなきゃダメ、ではなくて、自分が笑う自由を選ぶ。 笑うことが、感情の…