菊花の約(ちぎり) - 陸奥月旦抄
8月9日のエントリーで記憶に任せて「菊花の契り」を述べたが、曖昧だなと些か気になって上田秋成の<雨月物語>を読み直した。どうやら、大凡の流れは合っているが、話の内容は相当に違う。読んでから半世紀近くも経過すると、実に記憶もいい加減になるものだ。「契り」も「約(ちぎり)」が正しい。恥ずかしい限りであ…