天台にとっての宝塔 - 宝満山研究会(山岳宗教遺跡の保全と研究)

最澄が持ち帰った法華経は天台宗の根本経典であり、釈尊が直接説法をおこなう形で28のストーリーが展開するもので、このストーリーの区分には色々な解釈があるようですが、説法がおこなわれた場所に分けてみると3部の構成からなるとする意見があり、最初は釈尊の聖地霊峰であった霊鷲山での山上での説法集会であり、最後は…