僕、壊れる

昨日は奇妙な一日だった。 土曜日の夕方、僕は、ふとした思いつきで、 玄関にあった1メートル四方ほどの姿見の鏡を外すと、 寝室のベッドの飾り板の前に立てかけた。 次にその鏡の前に胡坐をかいて座ると、何を思ったのか 僕は突然、鏡の中の自分と会話を始めたのだ。 「年下の奴からタメ口きかれたらムカつくの当然だよ…