人生の一本道

僕の人生はずっと一本道だったんだなあ、ということが ここへきて、ようやく、腑に落ちて、わかってきた。 中国へ留学したのも、香港へ駐在したのも、 日本で広東語の教本を出版したのも、 台湾で小説本を出したのも、日本へ帰国したのも、 何ひとつ、自分で決めたものではなかった。 もう完璧に、そうなっていたのだ。 あ…