インドネシアの昔話を求めて (三) - アタかご Yu 日記

アレックスの家は空港から程近い、街中の大通りから路地に少しばかり入った突き当りにあった。その辺りはびっしりと家が建て込んでいて、路地の両側に掘られた溝には汚水が淀んでいた。 鉄の低い門扉を開けながらアレックスは馬鹿でかい声で、おーッ、おーッと怒鳴りながら大股で入っていく。 子供が三人、先を争うように…