インドネシアの昔話を求めて(五) - アタかご Yu 日記
晩になるとマラリヤにかかるのを恐れて、窓をしめきったまま蚊取り線香をたいて床についた。スンバワでの初夜は、疲れ切って死んだように眠りこけてしまったから何とも感じなかったが、その晩はいささかまいった。 床について半時間もたたないうちに、四畳半ばかりの部屋は、線香の煙が充満する蒸し風呂と化していた。仁も…