悲運のハイパワー機 期待を一身に背負ったはずが【3】

新鶴見機関区を住処にしたEF200形の試作機901号機は、廃棄目前のコンテナに死重を積み込んだコンテナ車を牽いて試験を続けます。当初の予定どおりに6000kWという出力の余裕からくる性能のおかげで、20両編成1000トンの列車を余裕で牽くことができました。さらに、予定している1600トン26両編成というこれまでにない重量と…