赤い尾灯を灯して貨物列車の殿を受け持った車掌車たち【13】

ヨ8000形は、老朽化した車掌車の置き換えと乗務環境の改善を目的に1974年から登場した国鉄最後の量産型車掌車です。ユニット式構造により製造効率を高め、トイレやロッカーなど客車並みの設備を備えていました。全国で活躍しましたが、貨物輸送の合理化と国鉄の民営化により列車掛の職制が廃止され、多くの車両が短命に終…