大和の国のこころ、万葉のこころ
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あぶら火の光に見ゆる・・・巻第18-4086
訓読 >>> あぶら火の光に見ゆるわが縵(かづら)さ百合(ゆり)の花の笑(ゑ)まはしきかも 要旨 >>> 燈火に照り映える私の髪飾りの、小さな百合の花のなんとほほえましいことよ。 鑑賞 >>> 大伴家持が、越中守として赴任していた時の歌です。天平元年(749年)5月9日、「国府の庁の役人たちが少目(しょうさかん…