夜のいとまに摘める・・・巻第20-4455~4456

訓読 >>> 4455あかねさす昼は田 賜(た)びてぬばたまの夜の暇(いとま)に摘(つ)める芹(せり)これ 4456丈夫(ますらを)と思へるものを太刀(たち)佩(は)きてかにはの田居(たゐ)に芹ぞ摘みける 要旨 >>> 〈4455〉昼間は班田の仕事で忙しく、夜の暇(いとま)に摘んだのです、この芹(せり)は。 〈4456〉…