防人の歌(3)・・・巻第20-4373~4374

訓読 >>> 4373今日(けふ)よりは返り見なくて大君(おほきみ)の醜(しこ)の御楯(みたて)と出で立つ我(わ)れは 4374天地(あめつち)の神を祈りて猟矢(さつや)貫(ぬ)き筑紫(つくし)の島を指して行く我(わ)れは 要旨 >>> 〈4373〉今日からは、もう決して我が身を顧みることなく、大君の醜の御盾として…