朝咲き夕は消ぬる月草の・・・巻第10-2291

訓読 >>> 朝(あした)咲き夕(ゆふへ)は消(け)ぬる月草(つきくさ)の消(け)ぬべき恋も我(あ)れはするかも 要旨 >>> 朝咲いても、夕方にはしぼんでしまう露草(つゆくさ)のように、身も消えてしまいそうな切ない恋をしています。 鑑賞 >>> 上3句は「消ぬ」を導く序詞。「月草」は「露草(つゆくさ)」の…