大和の国のこころ、万葉のこころ
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朝咲き夕は消ぬる月草の・・・巻第10-2289~2292
訓読 >>> 2289藤原(ふぢはら)の古(ふ)りにし里の秋萩(あきはぎ)は咲きて散りにき君待ちかねて 2290秋萩を散り過ぎぬべみ手折(たお)り持ち見れども寂(さぶ)し君にしあらねば 2291朝(あした)咲き夕(ゆふへ)は消(け)ぬる月草(つきくさ)の消(け)ぬべき恋も我(あ)れはするかも 2292秋津野(あきづの)…