おのれゆゑ罵らえて居れば・・・巻第12-3098

訓読 >>> おのれ故(ゆゑ)罵(の)らえて居(を)れば青馬(あおうま)の面高(おもたか)夫駄(ぶだ)に乗りて来(く)べしや 要旨 >>> あんたのせいで叱られている折も折、人目につく白い面長の馬に乗って、よくも堂々と訪ねて来れたものですね。 鑑賞 >>> 「寄物陳思(物に寄せて思いを述べた歌)」。女が、…