浅茅が原のつぼすみれ・・・巻第8-1449

訓読 >>> 茅花(つばな)抜く浅茅(あさぢ)の原のつぼすみれ今盛りなり我(あ)が恋ふらくは 要旨 >>> ツバナを引き抜いて食べられる春がやってきました。その浅茅が原に、つぼすみれが真っ盛りに咲いています。そのように、あなたを恋しく思う気持ちで私の胸はいっぱいです。 鑑賞 >>> 題詞に「 大伴の田村の家…