東歌(7)・・・巻第14-3380~3381

訓読 >>> 3380埼玉(さきたま)の津に居(を)る船の風をいたみ綱は絶ゆとも言(こと)な絶えそね 3381夏麻(なつそ)引く宇奈比(うなひ)をさして飛ぶ鳥の至らむとぞよ我(あ)が下延(したは)へし 要旨 >>> 〈3380〉風がひどいので、埼玉の船着き場につながれている船の綱が切れるようなことがあっても、あなた…