東歌(8)・・・巻第14-3388

訓読 >>> 筑波嶺(つくはね)の嶺(ね)ろに霞(かすみ)居(ゐ)過ぎかてに息づく君を率寝(ゐね)て遣(や)らさね 要旨 >>> 筑波嶺の嶺にかかった霞が動かないように門前を立ち去れず、ため息をついているあの人を、引っ張ってきて共寝してやりなさいよ。 鑑賞 >>> 常陸の国の歌。どうやら女同士の会話の歌の…