東歌(8)・・・巻第14-3388~3389

訓読 >>> 3388筑波嶺(つくはね)の嶺(ね)ろに霞(かすみ)居(ゐ)過ぎかてに息づく君を率寝(ゐね)て遣(や)らさね 3389妹(いも)が門(かど)いや遠(とほ)そきぬ筑波山(つくはやま)隠れぬ程(ほど)に袖(そで)は振りてな 要旨 >>> 〈3388〉筑波嶺の嶺にかかった霞が動かないように門前を立ち去れず、…