大和の国のこころ、万葉のこころ
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娘子らが赤裳の裾の濡れて・・・巻第7-1274
訓読 >>> 住吉(すみのえ)の出見(いでみ)の浜の柴な刈りそね 娘子(おとめ)らが赤裳(あかも)の裾(すそ)の濡れて行(ゆ)かむ見む 要旨 >>> 住吉の出見の浜の柴は刈らないでくれ。乙女らが赤い裳裾を濡らしたまま行くのをそっと見たいと思うから。 鑑賞 >>> 『柿本人麻呂歌集』から旋頭歌(5・7・7・5・7・7)…