海は荒るとも採らずはやまじ・・・巻第7-1316~1317

訓読 >>> 1316河内女(かふちめ)の手染めの糸を繰り返し片糸(かたいと)にあれど絶えむと思へや 1317海(わた)の底(そこ)沈(しづ)く白玉(しらたま)風吹きて海は荒(あ)るとも採(と)らずはやまじ 要旨 >>> 〈1316〉河内の国の女たち手で染めて、何度も巻きなおした糸は、片糸だけれども、切れるようには…