常にもがもな常処女にて・・・巻第1-22

訓読 >>> 河上(かはのへ)のゆつ岩群(いはむら)に草むさず常にもがもな常処女(とこをとめ)にて 要旨 >>> 川上の神聖な岩にいつまでも苔が生えないように、わが皇女の君もその岩のように変わらず永久に美しい乙女でいらっしゃってほしい。 鑑賞 >>> 十市皇女(とをちのひめみこ)が伊勢神宮にお参りしたとき…