奈良の山なる黒木もち・・・巻第8-1638

訓読 >>> あをによし奈良(なら)の山なる黒木もち造れる室(むろ)は座(ま)せど飽(あ)かぬかも 要旨 >>> 奈良の山にある黒木で造ったこの室は、いつまで居ても飽きることがない。 鑑賞 >>> 長屋王(ながやのおおきみ)の邸で酒宴があった時に、聖武天皇が詠んだ儀礼の歌。「あをによし」は「奈良」の枕詞。…