夏蔭の妻屋の下に・・・巻第7-1278

訓読 >>> 夏蔭(なつかげ)の妻屋(つまや)の下(した)に衣(きぬ)裁(た)つ我妹(わぎも) うら設(ま)けて我(あ)がため裁(た)たばやや大(おほ)に裁て 要旨 >>> 夏の日をさえぎる木陰の妻屋の下で衣を裁っているわが妻よ。私のために心づもりして裁っているのなら、もう少し大きめに裁ってくれ。 鑑賞 …