二上山も妹こそありけれ・・・巻第7-1098~1099

訓読 >>> 1098紀路(きぢ)にこそ妹山(いもやま)ありといへ玉櫛笥(たまくしげ)二上山(ふたかみやま)も妹(いも)こそありけれ 1099片岡(かたをか)のこの向(むか)つ峰(を)に椎(しひ)蒔(ま)かば今年の夏の蔭(かげ)にならむか 要旨 >>> 〈1098〉紀州には妹山という名高い山がある、という人の噂だが…