大和の国のこころ、万葉のこころ
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味飯を水に醸みなし・・・巻第16-3810
訓読 >>> 味飯(うまいひ)を水に醸(か)みなし我(わ)が待ちし効(かひ)はさね無(な)し直(ただ)にしあらねば 要旨 >>> おいしいご飯を醸(かも)してお酒をつくってお待ちしていましたが、全く甲斐がありません。ご自身が直接おいでにならないので。 鑑賞 >>> 夫を恨む女の歌。左注に「この歌には言い伝…