古人の飲へしめたる吉備の酒・・・巻第4-553~554

訓読 >>> 553天雲(あまくも)のそくへの極(きは)み遠けども心し行けば恋ふるものかも 554古人(ふるひと)の飲(たま)へしめたる吉備(きび)の酒(さけ)病(や)めばすべなし貫簀(ぬきす)賜(たば)らむ 要旨 >>> 〈553〉あなたのおられる筑紫は、天雲の果ての遥か遠い地ですが、心はどんなに遠くても通って…