奈良山の児手柏の両面に・・・巻第16-3836

訓読 >>> 奈良山(ならやま)の児手柏(このてがしは)の両面(ふたおも)にかにもかくにも侫人(こびひと)の伴(とも) 要旨 >>> 奈良山の児の手柏のように、表と裏の顔を、その場次第で使い分けては、巧みにへつらってばかりいる輩よ。 鑑賞 >>> 題詞に「佞人(こびひと)を謗(そし)る歌」とあり、左注に「…