志賀の海人の歌(1)・・・巻第16-3860~3864

訓読 >>> 3860大君(おほきみ)の遣はさなくにさかしらに行きし荒雄(あらを)ら沖に袖(そで)振る 3861荒雄(あらを)らを来(こ)むか来(こ)じかと飯(いひ)盛(も)りて門(かど)に出で立ち待てど来まさず 3862志賀(しか)の山いたくな伐(き)りそ荒雄らがよすかの山と見つつ偲(しの)はむ 3863荒雄らが行き…