志賀の海人の歌(2)・・・巻第16-3865~3869

訓読 >>> 3865荒雄(あらを)らは妻子(めこ)が業(なり)をば思はずろ年(とし)の八年(やとせ)を待てど来(き)まさず 3866沖つ鳥(とり)鴨(かも)とふ船の帰り来(こ)ば也良(やら)の崎守(さきもり)早く告げこそ 3867沖つ鳥(とり)鴨(かも)といふ船は也良(やら)の崎 廻(た)みて漕(こ)ぎ来(く)と…