大和の国のこころ、万葉のこころ
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見れば恐し見ねば悲しも・・・巻第7-1368~1369
訓読 >>> 1368岩倉(いはくら)の小野(をの)ゆ秋津(あきづ)に立ち渡る雲にしもあれや時をし待たむ 1369天雲(あまくも)に近く光りて鳴る神の見れば恐(かしこ)し見ねば悲しも 要旨 >>> 〈1368〉岩倉の小野から秋津にかけて渡って行く雲でもないので、私はただ時が来るのを待とうとするのか。 〈1369〉遙か遠い…