県犬養命婦が天皇に奉った歌・・・巻第19-4235

訓読 >>> 天雲(あまくも)をほろに踏みあだし鳴る神も今日(けふ)にまさりて畏(かしこ)けめやも 要旨 >>> 天雲をばらばらに蹴散らして鳴り響く雷神の恐ろしさも、今日の天皇の恐れ多さにかないましょうか、かないはしません。 鑑賞 >>> 題詞に「太政大臣藤原家の県犬養命婦(あがたのいぬかいのみょうぶ)が…