一二の目のみにはあらず・・・巻第16-3827

訓読 >>> 一二(いちに)の目のみにはあらず五六三四(ごろくさむし)さへありけり双六(すごろく)のさえ 要旨 >>> 一二の目だけでなく、五、六に加え、三、四の目さえあるのだからな、双六のサイコロには。 鑑賞 >>> 「双六(すごろく)の賽(さい)の目を詠む」歌。双六は、万葉人も夢中になった遊びの一つで…