大和の国のこころ、万葉のこころ
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若の浦に潮満ち来れば潟を無み・・・巻第6-917~919
訓読 >>> 917やすみしし わご大君(おほきみ)の 常営(とこみや)と 仕へまつれる 雑賀野(さひかの)ゆ 背向(そがひ)に見ゆる 沖つ島 清き渚(なぎさ)に 風吹けば 白波(しらなみ)騒(さわ)き 潮(しほ)干(ふ)れば 玉藻(たまも)刈りつつ 神代(かみよ)より 然(しか)ぞ貴き 玉津島山(たまつしまやま) 9…